成人のリハビリテーション研修 目的 新入職員が、必要な知識・技能・態度をいち早く身につけることで、対人支援職として保護者や関係者に失礼のない対応ができ、安心して勤務を継続できることを目指します。また、成人のリハビリテーションの経験が少ない新入職員でも、リハビリテーションの専門性を身につけ、利用者さまに対し自信を持って評価・支援が専門的観点から行えるようになることを目的とします。 対象 新入職の常勤職員 講師プロフィール 室田 由美子 経歴 2001~2019年:言語聴覚士として、リハビリテーションセンター、病院、訪問看護ステーション等にて勤務。 2019~2024年:言語聴覚士養成校の学科の開設と専任教員を経験しながら、訪問リハ等でも勤務。 2020年:日本訪問リハビリテーション学会にて最優秀賞受賞。 2024年~:開業し、言語聴覚関連セミナーの開催や、施設への訪問リハや歯科クリニックでの指導、オンライン相談を実施。 研修実績 日本訪問リハビリテーション協会、東京都訪問看護事業部、埼玉県小児在宅医療支援研究会、言語聴覚士養成校、訪問看護ステーション、特別支援学校、NPO法人 他多数 資格 言語聴覚士 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 自己紹介 在宅の現場に求められるコミュニケーション障害や摂食嚥下障害に対応できる専門的スキルを、分かりやすく伝授します。専門家としての幅を広げ、自信をもって訪問できるようになりましょう! 鈴木 由里子 経歴 1998~2014年:作業療法士として、病院、訪問看護ステーション、認知症専門デイサービスにて勤務。 2015〜2017年:認知症専門デイサービスの居宅支援事業所にて介護支援専門員、機能訓練担当として勤務。 2020~2023年:訪問看護ステーションサテライト事業所のサテライト長として管理業務に従事。 2024年~:訪問看護ステーションや地域共生型通所施設にて経験しながら、NPO法人にて地域社会作りに向けて活動中。 資格および所属 作業療法士 介護支援専門員 福祉住環境コーディネーター2級 精神科訪問看護研修受講終了 NPO法人ReMind副代表理事 自己紹介 在宅で療養される方々にとって、医療専門職の役割はとても大きいです。専門職としての知識、技術はもちろんのこと、まずは、この人なら家に来てもいいな、また会いたいなと思ってもらえるような安心感を持っていただくこともとても大切です。在宅支援の大変さと喜び、楽しさをお伝えします。一緒に学びましょう! 久保 陽子 経歴 1997~2007年:日本航空株式会社にて客室乗務員として勤務。マネージメント及び後輩育成に務める。 2008~2010年:キャプラン株式会社、株式会社ウィルシード、ECCエアライン学院にて新入社員研修・マナー研修に携わる。 2018~2024年:一般社団法人にて保護者向けに幼児教室講師を担当。 2020年:個人事業主として開業し、企業研修やコーチング、幼・小受験の受験サポートを実施。 研修実績 三菱UFJ信託銀行、株式会社ゆうちょ銀行、三井住友ファイナンス&リース株式会社、伊藤忠商事株式会社、三井物産株式会社、住友商事株式会社、三井不動産株式会社 他多数 資格 日本マナープロトコール協会 マナープロトコール検定2級 一般社団法人 コーチングプラットフォーム認定コーチ 自己紹介 社会人、学生、子育て世代の親や子どもまで、幅広い世代への講座提供経験が強みです。 マナーの基本は、お相手への「思いやりの心」。気持ちの良いコミュニケーションを通じ、ご自身もお相手も幸せになるスキルを身につけましょう。 齊藤 恵 経歴 1996~2014年:自然環境保全のコンサルタントおよび国際開発コンサルタントとして活動。中央アジアや東南アジアの国際協力事業に携わる。国際協力機構(JICA)、社団法人、NGOなどで人材育成プログラムの調査・立案・実施を担当。 2014~2020年:個人向け人材育成事業を開業。英語コーチング、メンタルコーチングを経験。 2020~現在:沖縄に移住し、ウェルネス事業を実施。 自己紹介 国内外で人材育成に携わり、これまでに4,000回以上 のコーチングセッションを行ってきました。国外退去や失職、うつ病、不治の病など、数々の人生のピンチを経験したからこそ見えてきた、自分軸の大切さや対人関係の心の機微をお伝えします。 自分の価値観や目標を持つ意義と課題、そして社会や家族との付き合い方について、リアルな失敗談を交えながら、コミュニケーション上手になるヒントを一緒に学びましょう! 研修プログラム リハビリテーションに携わるスタッフに必要な能力 講師:室田由美子 研修時間:1.5時間 ■ 到達目標 在宅でのリハビリテーションの意義が分かる リハビリテーションの提供に必要な心構えが分かる 利用者様の急変に対する対応や日頃の心構えが分かる ■ 研修内容 リハビリテーションの価値(講義および演習) リハビリテーションスタッフに必要な能力チェック(講義および演習) 急変予測と対応方法の確認(講義および演習) 協働に必要な報告連絡相談・時間管理・体調管理 講師:齊藤恵 研修時間:1.5時間 ■ 到達目標 事業所の一員として適切な報告連絡相談が分かる ゆとりある時間管理を身につける 訪問を健康的に継続するための体調管理が分かる ■ 研修内容 事業所内の他スタッフとの適切な付き合い方(講義および演習) 事例共有(講義および演習) 対人支援職に必要なマナー 講師:久保陽子 研修時間:1.5時間 ■ 到達目標 職務に相応しいマナーが分かる 相手や状況に応じた言葉遣いが理解できる 利用者様に信頼感・安心感を与えるコミュニケーションが分かる ■ 研修内容 「第一印象」の構成要素について(講義) 敬語と正しい言葉遣い(講義および演習) 心地よいコミュニケーションの基礎(講義および演習) 作業療法士による成人のリハビリの実際 講師:鈴木由里子 研修時間:1.5時間 ■ 到達目標 信頼関係の築き方が分かる 多職種連携の重要性が分かる 生活に即した支援が分かる ■ 研修内容 事業所内外での多職種連携の実際(講義および演習) 事例紹介と事例検討(講義および演習) クレーム対応検討(講義および演習) コミュニケーション障害への対応 講師:室田由美子 研修時間:1.5時間 ■ 到達目標 コミュニケーション障害の評価が分かる 失語症への適切なコミュニケーション方法が分かる 構音障害に必要な支援が分かる ■ 研修内容 コミュニケーション障害の鑑別テスト 失語症のコミュニケーション支援(講義および演習) 構音障害に対するトレーニング(講義および演習) 訪問での摂食嚥下障害への対応① 講師:室田由美子 研修時間:1.5時間 ■ 到達目標 訪問での摂食嚥下障害に対するリスク管理が分かる 在宅の摂食嚥下障害に必要な評価ができる 安全な嚥下治療が分かる ■ 研修内容 誤嚥リスクが高い場合の対応(講義) 在宅で行える嚥下評価(講義および演習) 口腔機能を高めるトレーニング(講義および演習) 訪問での摂食嚥下障害への対応② 講師:室田由美子 研修時間:1.5時間 ■ 到達目標 症例に応じた嚥下訓練が選択できる 適切な嚥下治療が分かる ■ 研修内容 食物を使わない訓練(講義および演習) 食物を使う訓練(講義および演習) 難聴への対応 講師:室田由美子 研修時間:1.5時間 ■ 到達目標 難聴の種類が分かる 難聴者とのコミュニケーション方法が分かる 補聴器の留意点が分かる ■ 研修内容 老人性難聴の特徴(講義) 難聴者とのコミュニケーション支援とロールプレイ(講義および演習) 補聴器の仕組みとフィッティング(講義および演習) 研修方法 リアルタイムでのオンラインZoom 時間 計12時間 日程は応相談 研修費用 1名 15万円(税込) 実施人数 2名~(応相談) 備考 助成金の申請をご希望のお客様へは、社会保険労務士の紹介が可能です。どうぞお問い合わせ下さい。